木のおもちゃのパイオニア
てらうちさだお
my favorite wooden toy
特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会おもちゃコンサルタント認定試験の最終レポートで、私がグッドトイのテーマに扱ったのが、この子「てらうちさだお」です。
「てらうちさだお」って、足の裏に刻印されているので、ずうっと、この子を、「てらうちさだお」って呼んでます。
実は、てらうちさだお(寺内定夫)さんは、日本の木のおもちゃのパイオニアです。「てのひらえほん」でご存知の方もいらっしゃるでしょう。
https://www.tenohiraehon.com/
子どもの心と言葉を育てる。
そうした豊かな感性に惹かれています。
創業が1958年ですから、私が生まれる数年前から、木のおもちゃを作っていらしたのですね。
時代は次第に高度経済成長期を迎え、やがてバブルを迎え…。
子どもたちのおもちゃは、レゴや、りかちゃん人形が主流でしたね。私もりかちゃん人形で育ちました。
寺内定夫さんのことを、当時の私は知る由もありませんでした。
この子は、全てのパーツがネジで止められる仕様になっています。
幼児が手先を使うのにとてもよい具合にできています。
私がこの子と出会ったのは、息子がしばらくの間、通っていた「モンテッソーリ子どもの家」でのこと。
一目惚れしたんです。
子どもの家が閉園になった時に開かれたバザーでわけていただきました。
我が家に住んでもう14.5年になるんだね。
明後日のデッサンの授業で、デッサン作品に仕上げたいな。
以前にパステルで描いた時は、遠近感とか、陰影とか、全然わかってなかっていなかったから。
今度は、少しは進歩していると思うことにします。
ね、気づいた方いますよね。
右耳と左耳ネジの形状が、違うし、
目も均一には並んでないの。やるなあ。
まさに、ファジーな感性を育てようとしてくれているんですね。
シュタイナー教育のウォドルフ人形が大好きすぎて、たくさん、作ってますけど、てらうちさだおも、並んで大好き💕
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